コクワガタ 宮崎県産 F1 70mm - コクワガタ -
 北海道〜九州まで分布しする中型のクワガタです。 採集・飼育共に簡単なので全ての入門種
 として最適な種です。 入門種=飼育の基礎ですのでコクワガタの飼育から得られる物は大きい
 と思います。 基礎だけにしっかり飼育することが大事です。
 オオクワガタの飼育とほぼ同じなので、オオクワガタの練習にも最適です。
 
 分 布 : 北海道〜九州  離島に亜種が数種います。
 大きさ : 〜 5*mm  当研究所の最大は 50mm
 産 卵 : 材産み  稀にマットへ産卵することもあります。
 飼育は簡単で、1〜2回ほど越冬します。 マット・菌糸の両方で飼育可能です。 全国的に採集が容易なクワガタでしょう。
 コクワガタの大腮の比較(全て宮崎産)
     コクワガタ 宮崎県 F1 50mm  宮崎県産F1 47.8mm  
     コクワガタ 宮崎産 F1 36mm  コクワガタ 宮崎産 F1 24mm
コクワガタの♀ コクワガタの特徴
 羽がつや消しになっているのが一番の特徴です。 この特徴は個体の大きさに関係なく出るので
 ので直ぐにわかります。

 左:26mm
 右:31mm
 ※一番大事なのはじっくり観察することです。 ♀を見分ける
 クワガタ飼育を始めたばかりの方はまず、こちらを熟読して下さい。 ⇒ はじめてのクワガタ飼育
 成 虫 の 飼 育
交尾中 - 繁殖させるには -
  • 産卵木をいれて、逃げ出さない程度に上に隙間があればOK。 大きなケースは不要です。
  • 柔らかい産卵木をセットします。
  • 多少粗いマットでも構いません。 孵化した幼虫が産卵木から出てくることもあるので
    それなりなマットを使用してください。
  • ケースに入れる♀は2匹までして下さい。 いっぱい入れればいっぱい産むというものでは
     ありません。 1♀でも十分な数を産んでくれるはずです。
コクワガタの幼虫 16gコクワガタの蛹 発酵マット・菌糸のどちらでも大きくなります。 菌糸と
 発酵マットによる育ちの差は感じませんでした。
 なので、当研究所としては、温度管理の簡単な発酵マット
 が良いだろうと思います。
 コクワの幼虫は、どうんなに大きくても10gを超えることは
 ないと思います。 なので、600cc クラスの瓶で十分
 です。 内径が7cmもあれば十分でしょう。
 6g を超えてくると、50mm以上になる可能性大です。