観察へ行く前に
無茶をしないように! 安全が第一です。 危ないと感じた所には無理に行かないようしましょう!
周辺からする音(スズメバチの羽音や動物の鳴き声など)を聞いて、周りの状況をしっかり把握しておきましょう。
■ 最低限度のマナー
- 樹木を傷つけない
- 樹木の根元を掘ったら埋めなおす
- ゴミを捨てない
- 採集する場合は、採り過ぎないこと
- 昆虫を持ち帰る場合は、必要な分のみ採集します。 乱獲しない。
■ 服装(山へ入る場合は露出を出きるだけ少なくします)
- 長袖、長ズボン
- 長靴又はハイカットなスニーカー等
- タオル 首に巻いておくと安心
- 軍手
- 帽子
■ 気を付けよう
- ウルシ科の植物 触るとかぶれます。
- 危険な生き物(ムカデ、スズメバチ、ダニ、毒蛇)
オオスズメバチは、地中に巣を作ります。 誤って踏んだりしたら大変です。
- 野生動物(鹿、猪、熊、野犬・・・)
樹液で観察 5月〜9月
■ 昼間の樹液
昼間の樹液には、蝶やカナブン、そして危険なスズメバチが来ています。
クワガタやカブトムシがいることもあります。 スズメバチがいる場合は、近づかないように!
見かける昆虫 : カナブン・ハナムグリ タテハチョウの仲間 スズメバチ
■ 夜の樹液
夜の主役は、クワガタ・カブトムシです。 そして、蛾等を狙ってくるゲジゲジ、ヤブキリ、ムカデなど。
夜の方が来る虫の種類は少ないかも。
外灯で観察 6月〜8月
コンビニ、ドライブイン、橋の明かり等へ虫が飛んできます。
クワガタやコガネムシ科の昆虫からタガメやゲンゴロウなどの水生昆虫まで飛んできます。
昆虫観察なら、色んな虫が集まる外灯下が一番面白いかも。
白い服は、虫が寄ってくるので、黒っぽい服がお勧めです。
水辺で観察 1年中
水量の少ない冬から春がお勧めかも。 水辺なので、落ちないよう注意して下さい。
石を裏返すと
カワゲラの幼虫やヤゴ(トンボの幼虫)、サワガニがいたりします。
ヘビトンボの幼虫もいるかも。 水辺周辺には、トンボが飛んでいます。
岩等にはヤゴの抜け殻があったりするかも。
小さな砂利や泥が堆積しているような場所では、園芸用のふるいや調理器具の水切りなどが
採集道具となります。 泥をわし掴みして、水でふるうと、様様な小さな生き物が出てくるかも。
最寄の植物園へ
季節ごとの花が咲いている植物園へ行ってみよう!
花には、蝶、蜂、ハナムグリ、カミキリムシ、テントウムシがいます。
この他にも来ているかもしれません。
池等があれば、その周辺にトンボが飛んでいるかもしれません。