宮崎県産F1 30.5mm - スジクワガタ -
  一見コクワガタと見間違えそうなクワガタですが、何故かコクワガタとは違った品性の良さを
  感じます。 翅鞘のスジは、♀では消えることはありませんが♂では23mm前後辺りから
  スジは薄くなり判らないようになります。 ヒラタがいるような低地から1000mを超えるような
  高標高まで生息していますが、基本的に標高の高いところを好むようです。
  宮崎県北部では、ミヤマクワガタやネブトクワガタと生息域が重なっているように感じます。
 分 布 : 北海道〜九州
 大きさ : 〜 3*mm  当研究所の最大は 30.5mm
 産 卵 : マット・材産み  材がある方がマットへ産卵するかも
 ミヤマほど暑さに弱い訳ではありませんが、保冷設備がある方が飼育は容易かも。 地域によっては外灯に飛んでくるようですが
 宮崎県北で、スジクワが飛んできてるのを見たことはありません。 樹液採集が良いかも。
 スジクワガタの大腮の比較(全て宮崎産)
     拡大  スジクワガタ 宮崎産 ワイルド 19.6mm  宮崎産 ワイルド 22mm
     宮崎産 ワイルド 23mm  スジクワガタ 宮崎県 ワイルド 26mm  宮崎産 ワイルド 31.8mm
     スジクワガタ ♀ 宮崎県 ワイルド 2mm
ネブトクワガタの♀スジクワガタの♀ スジクワガタの特徴
 スジクワガタと一番間違えやすい種が翅鞘に筋が
 あるネブトクワガタです。
 よく見るとスジの入り方、クワガタ自体の形が全然
 違うのが判ると思います。
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 クワガタ飼育を始めたばかりの方はまず、こちらを熟読して下さい。 ⇒ はじめてのクワガタ飼育
 成 虫 の 飼 育
 - 繁殖させるには -
  • 小さい種ですので、小さいケースで十分です。
  • 目の細かい発酵マットを使用すればマットへも産卵するかも
  • 産卵木があった方がマットへ産卵数が増えるかも
  • 意外と凶暴です。 特に顎のよく発達した大きな♂がいる場合は、♀と分けて飼育した方が安心です。
スジクワガタの蛹スジクワガタ 宮崎県 F1 幼虫 気温が28℃以上ある場合は保冷設備があった方が無難
 です。 使用するマットは、発酵マット、他の幼虫の使用
 済みのマットでも問題ありません。 ただし、他の使用済み
 マットを使う場合、使用済みの菌糸カスや未使用の発酵
 マット等混ぜると良いと思います。