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ビオトープに向いた植物を紹介します。
ビオトープは、なんでもありです。 固定観念は捨てて、植物を選びましょう。

抽水植物や浮葉植物を入れる場合は、鉢に入れて沈めると、取り出しやすくなるので、鉢で沈めるのがおすすめです。
水 草
 ビオトープは、常温なので(加温が不可能な訳ではないですが)、寒さに強い水草を選びます。 実績のある水草を紹介します。
寒さに耐えうる水草は以下の通り
 ○ ウィローモス
 ○ アナカリス(オオカナダモ)
 ○ ヘアーグラス  
 ○ エビモ  これは、お店では売ってないと思いますが・・・ 
 ○ バコパ・モンニエリ  間延びしてしまうので、寒さには強いですが、水草としては向いていません。

以下の植物は、やめておきましょう。
 ○ ミクロソリウム  アヌビアス・ナナほどではないですが、寒さには強くありません。
 ○ アヌビアス・ナナ  寒さに超弱いのでヒーターのある環境がないと絶対に無理な植物です。
抽水植物
 抽水植物とは、根は水中で、葉や茎などが水上に出てくる植物です。
 ビオトープに一番似合うのは、この虫垂植物ではないかと思います。

 ○ ミニパピルス
  
  茎がいっぱい伸びるので茎の間がメダカ稚魚や稚エビの隠れ場になるのではと思います。
  もしヤゴが発生した場合にも羽化する時の登り木になるだろうと思います。

  根の繁茂もすごいので、こちらも稚エビの隠れ家になります。

  ※やっちー研究所では、ヤゴも基本放置の方向です。 できればイトトンボのヤゴが良いのですが、そんな都合よくはいきませんね・・・

 ○ ナガバオモダカ
  
  たぶん、やっちー研究所のこういう系の植物で一番古い植物だと思います。
  この写真は、ちょっと小さい株ですが、環境によってはこの倍くらいのサイズになります。

  ランナーを伸ばして、増えていきます。 花も咲きます。
浮葉植物
 根が地中にあり、葉が水面に浮かんでいる植物

 ○ 姫睡蓮
  葉の小さな睡蓮です。 葉は、どんなに大きくても直径5cm程度と小さいので、小さな容器でも大丈夫です。
  睡蓮は、温帯睡蓮と熱帯睡蓮があり、熱帯睡蓮は寒さに弱く、温帯睡蓮は寒さに強いです。
  なので、温帯睡蓮を選択するようにしましょう。

  葉は冬に枯れ、暖かくなると再び葉が伸びてきます。
  日当たりが悪い場所では成長が悪いので、設置場所の日当たりにも配慮が必要です。
浮遊植物
 根が地中に固定されず、浮遊している植物

 ○ ウキクサ
  冬は、越冬芽という形で水中に沈み、暖かくなると浮かび上がってきて、増殖していきます。

  水面いっぱいまで増殖してしまうと、水面からの酸素供給ができなくなるので、定期的に、間引く必要があります。

 ○ ホテイアオイ

  寒さに弱いため冬を越すのはかなり難しいですが、安いので毎年買って入れるというのもありかなと思います。
  エビの隠れ家やメダカの産卵床となります。

  日当たりの悪い場所では、成長が悪くなるので、日当たりを考えて水槽を設置する必要があると思います。
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