− ガ ム シ −
  クワガタの外灯採集に行ったときに見つけた大型の水生甲虫です。
  成虫は、基本的に草食性で、幼虫は肉食性です。 ゲンゴロウ程泳ぎは得意で
  はありませんが草食性なのでゲンゴロウなどの肉食の水生昆虫よりは飼い易い
  と思います。
  ちなみにガムシとゲンゴロウと一緒にするとゲンゴロウに食べられてしまうので
  要注意!!
  飼育に必要なもの
  • 飼育ケース(メダカ用水槽を使用しています) 1ケース2匹まで
  • 水草(水中でつかまる為の物)
       既製品の水草が一番良いです。 本物の水草は食べられてなくなります^^
  • 砂利(水草を固定する為)
  • バクテリア 糞を分解して、水質を維持してくれます。 ペットショップで売っています。 表示の倍入れてました。
  • 水(1日以上汲み置きしたもの、一度沸騰させて冷ましたもの)  1〜2ヶ月に1度は交換します。
  • ろ過器  水質維持のために。
  • 餌(キャベツ・キュウリ・トマト・スイカ、ニンジン、リンゴ、ブロッコリ、ピーマン、みずな、水草 草食と言うか雑食?)
  飼育・繁殖について
   幼虫は肉食性なので、餌の入手・水の交換等が大変です。 成虫飼育で留めておくのが良いかも。
   ちなみに前足で雌雄を判別できます。 前足の先に小さなうちわのようなものがついてたら♂、ない場合は♀です。
   餌は、やり過ぎないように! 水質を維持するためにもやり過ぎに注意!
   ※ ヒメガムシはガムシと同じ方法で飼育可能です。
 飼 育 記 録(2002年〜2003年)
 3月28日(金)
  餌やり担当のごっこ研究員(奥様)から、最近餌が減っていないとの報告を受け、中の様子をよく見てみると・・・
  どうもガムシは死んでいる模様。 実際に手に取って確認してみるとやはり死んでいた。
  長い間、よく頑張った。 たぶん、こんな長生きなガムシには二度と会えないだろう。
  ♂を最後に採集したのが7月なので8ヶ月以上も我が家で生きていた事になる。
  今でも瞳を閉じればスイスイと泳いでた頃の姿が目に浮かぶ。 なんか涙が出そう ・ ・ ・

 平成15年3月3日(月)
  毎月一度の今月のガムシ写真。
 一体、コイツは何者なんだ。 ついに3月突入。 最近暖かくなって
 動きも活発になってきるのだが ・ ・ ・
 ちなみにガムシの表面には藻が生えている( ^ - ^ )
 

 平成15年2月10日(月)
  毎度おなじみ?の今月のガムシです。 いったい何時まで生きるんだろう・・・



 

 平成15年 1月 2日(木)
  遂に年を越してしまった。 普通 9〜10月で天に召されるらしいのだが
 老体に鞭打ち頑張っている。


 

 平成14年12月 1日(
  未だにガムシ(♂)は頑張っている。 こんなに頑張ってくれるとは予想外
 だった。 家にきて4ヶ月以上経ってしまった。 このままだとこいつが死ん
 じゃうと寂しくなってしまいそうだ ・ ・ ・

 
 10月26日(土)
  ついに♀が天に召されてしまった。 子孫は残さなかったがよく頑張ったと言いたい。 それにしてもガムシって結構長生きだ。
 
 9月23日
  エアポンプ(ろ過)は基本的に夜しかしていない。 今日は水が濁ってきたので昼間エアポンプの電源を入れる。 数時間後、
 水交換時と同じくらい水が綺麗になった。 今までなら3日で白濁し1週間後の水はいくらろ過しようがどうにもならなかった。
 ついに安定した水ができたようだ。 でもガムシの寿命もあとわずかなはず ・ ・ ・
 

 9月18日(水)
  たぶん食べるだろうとリンゴをあげてみる。 やっぱり食べた。 こいつの雑食性は凄い。
 食い物なら何でも食べるようだ。


 

 8月9日(金)
  久しぶりの外灯採集へ行き、♀(だろう)を持ち帰る。 繁殖させる気はないがやっぱり
 増えるのだろうか・・・ ちょっと怖い。



 
 8月5日(月)
  水が濁りすぎているので水交換を行った。 そして今回、新兵器を投入した。 それは底の方から汚水を吸い上げろ過して水と
 エアをブクブク出すやつだ。 そして、水草がボロボロなので新しいものと交換した。 交換した水草は瓶に入れてまた新しい葉を
 出してから再投入する予定。
 
 7月29日(月)
  サツマイモをあげてみる。 夜に食べたか見てみると食べてはいるがほとんど残している。 どうも好みじゃないようだ。 土曜に
 換えた水が白く濁っている。 ろ過機でも全然変わらない。 明日水交換&新型ろ過機を投入しよう。
 
キュウリを食事中 7月27日(土)
 キュウリお食事中の図。 やったらやっただけ食べていく。 凄い食欲だ。 その分、水質は
 悪化していく。 と言うことで今日は水の総入れ替えを行った。 水道水でジャバジャバと
 洗って、数日溜め置きしておいた水ですすぎ、新しい水を入れる。 最近水草もボロボロで
 芯だけになってきている(もちろんガムシが食べている)。

 写真は♂ 足の爪の手前にある膨らみがあるのが♂だ。
 7月23日(火)
  雌雄の判別ができた(おそらく)。 前足の爪の手前に小さな膨らみがある。 これがあるのが雄だろう(たぶん)。 ということで、
 家の2匹は両方とも雄である。
 
 7月21日(日)
  食欲旺盛なせいか水がよく濁る。 そこで水換えを行う。 熱帯魚等の水交換に使う汚れ水だけを吸い上げて砂利等を吸い込ま
 ないシュポシュポ(正式名称不明)を買って来た。
 
 7月17日(水)
  タガメは、飼育しきれないと判断し採集場所へ逃がしに行く。 その時にガムシを2匹ゲット。 日曜に買ったメダカ用の水槽へ
 入れる。
 
 平成14年 7月16日(火)
  外灯採集にてガムシを1匹ゲット。 その他シマゲンゴロウ・タガメなども採集してくる。 ガムシにトマトをあげるとペロリと食べて
 しまった。